水添スチレン系熱可塑性エラストマー
タフテック®、S.O.E.®
- インテリア
- エクステリア
- その他
柔軟性、耐摩耗性、良感触など、自動車内装材に求められる性能を付与することが可能なエラストマー
特長
- 低温衝撃性
- 良触感&耐摩耗性
- 高い制振性
用途
- 内装表皮材
- エンジニアリングプラスチック部材
- オレフィン系樹脂部材
樹脂・エラストマーコンパウンドの改質材として自動車のあらゆる部位(インパネ表皮材、バンパー、モール材、アシストグリップ、制振部材等)での軽量化・高機能化に貢献出来ます。
樹脂・エラストマーコンパウンドの改質材として自動車のあらゆる部位(インパネ表皮材、バンパー、モール材、アシストグリップ、制振部材等)での軽量化・高機能化に貢献出来ます。
内装表皮材への活用
自動車内装表皮材では、柔らかな触り心地、耐摩耗性、制振性などが求められますが、エラストマーコンパウンドにS.O.E.®を添加することでこれらの要求性能を満たす配合設計が可能です。
PVC、TPOに比べ、S.O.E.®は、柔らかな触り心地を実現するとともに、優れた耐摩耗性を発現するため、自動車表皮材のテクスチャーを長期間にわたって維持することが可能です。
S.O.E.®は従来の熱可塑性エラストマーに比べ、高い制振性を発現するため、振動を素早く収束させることができ、快適な車内空間の実現に貢献します。
エンジニアリングプラスチック部材への活用
タフテック®をPAやPPSに添加すると、耐衝撃性や柔軟性、伸びなどを改良することが出来るため、これら材料のより多様な自動車パーツへの採用の可能性を広げます。
オレフィン系樹脂部材への活用
タフテック®はPPの低温での伸び・柔軟性向上に貢献することで、自動車パーツの割れ・破損の低減に貢献します。
PPは多くの自動車パーツに採用されていますが、脆化温度が高いため、低温環境での破損が問題になることが多いです。タフテック®はガラス転移温度(Tg)がマイナス温度域でPPとの相溶性もあるため、低温下でのPPパーツの割れ抑制に効果的です。
タフテック®、S.O.E.®についての詳細情報
https://www.akelastomer.com/製品に関するQ&A
Qタフテック®やS.O.E.®のグレードラインアップが知りたいです。
https://www.akelastomer.com/
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