ポリカーボネートジオール
デュラノール™
- インテリア
- エクステリア
デュラノール™は、良触感、柔軟性、耐薬品性、耐擦傷性などポリウレタンに求められる性能を付与することが可能なポリカーボネートジオールです。
特長
- ポリウレタンの柔軟性と耐久性を両立
- 低溶剤化や水系化によるVOC削減
- ポリウレタンのバイオ化が可能
用途
- カーシートなどの合成皮革
- 自動車内外装塗料
- スイッチパネル等のソフトフィール塗料
合成皮革に高い質感と機能性を付与することが可能です。
自動車の塗装工程においてはVOC削減に貢献します。
合成皮革に高い質感と機能性を付与することが可能です。自動車の塗装工程においてはVOC削減に貢献します。
ポリウレタンの柔軟性と
耐久性を両立
デュラノール™は常温液状グレードを中心にラインナップしており、柔軟性と耐久性の両立が可能です。加水分解に強いだけでなく、耐擦傷性、日焼け止めや虫よけ等に対する耐薬品性、ジーンズの色移りに強い耐汚染性を発揮します。そのため、内装やカーシートにおいて美観を長期間維持できます。
低溶剤化や水系化によるVOC削減
高い溶解度により、溶剤の使用量の削減と高固形分化に貢献します。水分散シリーズは塗料の水系化によるVOC削減と作業場の取り扱いリスクを低減し、安全性の向上に貢献します
ポリウレタンのバイオ化が可能
デュラノール™はバイオ由来のグレードをラインナップしています。BPN02はバイオ原料を使用、かつ高カーボネート製品なので、ポリウレタンの高機能化とバイオ化の両方に貢献します。
自動車内外装塗料
高い溶解度により、溶剤使用量の削減と塗料の高固形分化に大きく貢献します。AKN11をはじめとする水分散シリーズは、溶剤を必要とせずに水に分散することが可能であり、特に注目されています。さらに、デュラノール™はポリウレタンディスパージョン(PUD)の高機能化にも寄与し、水系塗料にも対応できます。
スイッチパネル等のソフトフィール塗料
ソフトフィール塗料により得られる独特の質感は、ユーザーに高級感と独自性を伝え、製品の差別化をもたらします。
デュラノール™はポリカーボネートジオール(PCD)でありながら、常温で液状のグレードを中心にラインナップしており、T5652グレードを中心に、ソフトフィール塗料として多くの最終製品での採用実績を持っています。