繊維
フュージョン®
- インテリア
三次元立体編物構造のためクッション性・通気性・光透過性・耐久性に優れています。ウレタン代替として利用することで軽量化に貢献します。
特長
- クッション性
- 環境配慮素材
- 良好な通気性・光透過性
用途
- カーシート
- インパネ、アームレストなどの表示パネル基材
カーシート、インパネ・ドア内張・アームレストなど内装基材に活用できます。
カーシート、インパネ・ドア内張・アームレストなど内装基材に活用できます。
優れたクッション性
フュージョン®とは表面部、連結部、裏面部からなる画期的な三次元立体編物です。
連結糸(モノフィラメント)によるタテ・ヨコ方向の適正な弾性率、伸長率を活かし、フレームに張設した状態での良好なクッション性、回復性を実現します。また厚み方向への体圧分散性により快適な乗り心地に貢献します。
環境配慮素材
表裏面材にはポリエステル繊維(リサイクル性、再生ポリエステル糸)、PTT(Poly Trimethylene Terephthalate)連結糸は原料の約40%が植物由来原料を使用し、環境に配慮した素材です。
良好な通気性
メッシュ構造による光透過性(光表示タッチパネル操作盤基材に使用する事で良好な表示が可能)、通気性(例:エアコン通風など可能性)、インパネ、アームレスト基材使用でソフトタッチ感、脱ウレタンに貢献できます。
カーシート用フュージョン®ベースネット
◆ フュージョン®ベースネットの性能
① タテ・ヨコ方向の適正な弾性率、伸長率
⇒ フレームに張設した状態での良好なクッション性、回復性
② 厚み方向のクッション性
⇒ 人体へのフィット性、良好な振動吸収性
③ 地組織の高い面剛性
⇒ ドライバーの姿勢をサポート
④ 地組織の高破断強度、高引裂強度
⇒ シートの安全性
・良好なフィット性、ホールド性
⇒人体凸部に変形し易く、大面積で高い面剛性
⇒良好な耐圧分散性(圧力が集中し難い)
・優れた振動吸収性(ウレタンの様な反発が少ない)
⇒長時間運転時の疲労軽減
・軽量、薄型シートの実現(車内空間拡大)
・高い通気性:清涼 / 保温
・リサイクル容易(ポリエステル100%)
・フュージョン®特有の圧縮特性
⇒優れた振動吸収性(高周波)
・底付きせず、小面積では柔軟に、
大面積では高い面剛性で人体を支える
⇒集中荷重の防止、ホールド性維持
・筋肉に近い弾性でフィット感向上、圧迫感軽減
・高い通気性:空調装置の利用容易
インパネ基材
【構成】
立体編物フュージョン+合皮・PVC
反応性ホットメルト貼り合せ
※フュージョンには各種品番(柄、厚み、規格多数あり)
【特長】
・クッション性、ソフト感
・耐久性(優れた圧縮回復力など)
・軽量
・環境に配慮した素材
・通気性(例:エアコン通風など可能性)
・光透過性(電光表示機能をインパネ、アームレストなどに搭載する場合)
・脱ウレタン
環境への取り組み
- RoHS
指令: - (Directive on the Restriction of the use of certain Hazardous Substances in electrical equipment)
欧州では、有害物質の電気・電子機器への使用を制限するため、2006年7月1日からRoHS指令が施行され、鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、PBB、PBDEの6物質が有害物質として使用制限があります。
また、REACH、TSCA等についても対応する素材です。最新のREACH-SVHCリストへの対応状況等、詳細につきましては弊社までお問い合わせください。
- REACH:
- Registration, Evaluation, Authorization and Restriction of Chemicals
REACH規則は、2007年6月1日に発効した化学物質の総合的な登録、評価、認可、制限の欧州議会及び理事会規則です。
その他の用途
①寝装・寝具…ベットパッド、枕、シーツなど
②フィルター…エアコン吸気口、加湿器水媒体など
③生活雑貨…ランドセル背あて、クッション側地など
製品に関するQ&A
Q耐熱性、耐候性はありますか?
Q染色など後加工は可能ですか?
Qフュージョンは何種類ありますか?
Qフュージョンの耐薬品性はありますか?
Q表裏の柄違いは可能ですか?