レオナSV104

レオナSV104

エンジニアリングプラスチック

レオナ™
SV104

レオナ™ SVシリーズは、自動車の静寂な空間作りに貢献します

特殊なポリマー設計により一般的なポリアミド66樹脂に比べて振動や音の減衰効果を高め、ガラス繊維を配合することで高強度、高剛性な機能樹脂となっています。

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エンジニアリングプラスチック

レオナ™
SV104

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高耐熱、高強度、高剛性なエンジニアリングプラスチックであり、機構部品のほかにエンジン周辺の部品にもお使い頂けます。

高耐熱、高強度、高剛性なエンジニアリングプラスチックであり、機構部品のほかにエンジン周辺の部品にもお使い頂けます。

特長01

高い減衰性

近年の自動車では快適な空間を目指して静粛性が求められています。そのため、機構部品から発生する「音」の抑制が重要です。SVシリーズは音を抑制する効果を高めたことで、快適な空間作りに貢献します。

レオナSV104_高い減衰性のグラフ

特長02

高強度

自動車の軽量化を追求すると、材料の適材適所を極める必要があります。SVシリーズはガラス繊維を最大60%まで含有させることができるため、自動車部品のカバー類のほかに機構部品など、様々な用途に適した強度の材料を選ぶことができ、自動車の軽量化に貢献します。

レオナSV104_金属代替

特長03

高耐熱

自動車運転中はエンジンルーム内が高温になり、使用される部品に高い耐熱性と耐久性が要求されます。エンジニアリングプラスチックであるポリアミドは、既にエンジンルーム内の部品に多く使われており、SVシリーズはそれらと同等の耐熱性、耐久性があります。

レオナSV104_高耐熱性のグラフ

活用方法01

シリンダーヘッドカバー

エンジンのシリンダーヘッドカバーはオイルの飛散を防止する役割があります。エンジンから振動が伝わり、膜振動による音の放射が課題になることがありますが、SVシリーズのような減衰性の高い材料を使うことで低減することができます。また、エンジン上部に取り付けられるため、環境温度はエンジンルーム内でも高く、耐熱エージング性が必要となります。

レオナSV104_シリンダーヘッドカバー

レオナSV104_耐熱エージング

活用方法02

オイルパン

オイルパンはエンジンの一番下に取り付けられ、エンジンオイルを貯めておく部品です。箱形状になることが多く、膜振動を起こしやすい部品ですが、SVシリーズのような減衰性の高い材料を使うことで改善できます。また、エンジン停止直後は熱いオイルがエンジンから戻ってくるため、高い耐熱性と耐オイル性が求められます。

レオナSV104_オイルパン

レオナSV104_耐オイル性

活用方法03

チェーンケース

タイミングチェーンを覆っているケースで、オイルの飛散を防ぐ役割があります。ポンプなどの補機類が取り付けられることもあり、強度・剛性が要求されます。また、膜振動の対策も必要となるため、SVシリーズのような減衰性の高い材料は有効です。

レオナSV104_チェーンケース

レオナSV104_加振試験

環境への取り組み

ハロゲン化合物や重金属等の有害物質、RoHS指令対象物は含有しておりません。また、REACH等についても対応する素材です。最新のREACH-SVHCリストへの対応状況等、詳細につきましては弊社までお問い合わせください。

レオナ™についての詳細情報

https://www.asahi-kasei-plastics.com/products/leona/

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