インテリア

クルマを新たなリビングに

かつて、自動車の購入意思決定はクルマのデザインが重要な要素となっていました。しかし、自動運転化が進むにつれ、ユーザーはより多くの素材、技術、機能性の付加価値を求めるようになっています。現在では、インテリアが車種やブランドを選択する上で重要視される要素になりました。旭化成はインテリアが快適で安全な新しいリビングとなるよう、さまざまな製品を用意しています。

Dinamica®

Dinamica(ディナミカ)は、再生ポリエステル繊維と水性ウレタンを使用した人工皮革です。この独自製法により、従来は廃棄されていた物から生産できるため、新規原料の使用量を少なくできます。溶剤を使用しない生産プロセスも、特長の一つです。
*リサイクル率は、製品及び用途により異なります。

Thermylene®

Thermylene®(サーミレン)は、様々な強化材料を使用した特殊複合ポリプロピレン製品で、熱可塑性エンジニアリングプラスチックと比較して、コストと性能のバランスに優れます。この製品は、より軽量で大型のサンルーフパネルなど、さまざまな用途に使用することができ、将来の自動車における内装空間全体に貢献します。

Thermylene® SoForm™

SoFormは、耐候性と耐傷付性に優れたソフトタッチなハプティック材料です。SoFormは射出成形が可能で、ソフトタッチ塗装や柔らかい材料によるオーバーモールド成形をなくすことができます。

テナック™

テナック/テナック-Cはポリアセタール(POM)樹脂で、旭化成は世界で唯一*POM樹脂のホモポリマー(テナック)とコポリマー(テナック-C)の両ポリマーを独自技術で生産しています。テナックは、低摩擦性・高強度・寸法安定性・耐クリープ性・耐疲労性などの多くの特長を有します。また、低VOC(揮発性有機化合物)グレードやメタリックカラーグレードなどの豊富なラインナップをご用意しています。さらに、ドア・ワイパー・シート等を駆動させるモーターに使用されるギア、ドアハンドル、シートベルトボタンなど、自動車内装のさまざな用途で使用できます。

*出典:富士経済「2023年エンプラ市場の展望とグローバル戦略」より。

レオナ™ SGシリーズ

レオナ SGシリーズはガラス繊維で強化された、PA66と半芳香族ポリアミドとのアロイグレードであり、自動車内装・機構部品だけでなく、家電製品、住宅設備等、幅広い製品・用途に適応可能です。

フュージョン®

表面、連結部、裏面で構成される三次元立体編物。カーシート、インパネ、ドア内張、アームレストなど自動車内装部品の基材として使用できます。

デュラネート™

デュラネートは、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)ベースのポリイソシアネート硬化剤です。ポリウレタン塗料に優れた耐候性、耐薬品性、柔軟性、耐摩耗性、密着性、乾燥性を付与します。これら多様な特性から、各種自動車部材に適した製品です。

レオナ繊維

高強力・高耐熱性の性能を持つレオナ繊維はエアバッグの製品性能を確保した上で、軽量化・コンパクト化に貢献します。顧客のニーズに応じた原糸開発を行っており、様々なタイプのエアバッグの基布材料として、国内外にて採用実績があります。

AZP™️

AZP™️は、高度な分子設計技術と重合技術により、複屈折を限りなくゼロに近づけた光学透明樹脂です。低複屈折性に加え、優れた耐熱性、耐光性、表面硬度といった特徴を有することから、HUD用光学部品やディスプレイカバー等に最適です。

旭化成の車室内ソリューション

インテリアに関するご相談はこちら

メールマガジン

メールアドレスを登録していただくと、新着情報や
製品情報などが定期的に受け取ることができます

メールマガジン登録