WRCとは?
WRC(FIA World Rally Championship)はサーキットではなく公道を舞台に競技を行うラリーの世界選手権として1973年から続く伝統のある最高峰のモータースポーツです。世界各地の様々な環境で最高のパフォーマンスが求められる過酷なラリーで欧州や南米ではF1と並んで高い人気があります。ドライバーとコ・ドライバーの2名が市販車をベースに開発されたワールドラリーカーを操り、複数のSS(スペシャルステージ)のタイムアタックによる合計タイムで順位を競います。一方で各SSへの移動は各国の道交法を遵守して一般道を走行するなど他のモータースポーツにない多くの特徴があります。
旭化成は、モータースポーツを通じて自動車産業の発展と新しい技術の開発を目的に、WRC(世界ラリー選手権)への参画を続けています。モビリティ分野を事業の柱の一つとする当社にとって、自動車業界の活性化は、当社のさらなる発展にもつながる重要な取り組みです。
2027年には新しいルールの導入が予定されおり、これまで以上に多種多様な車が参戦可能となります。過酷な環境下でスピードと耐久性を競うラリーの舞台は、最先端技術を磨く絶好のフィールドです。旭化成はこの挑戦の場にパートナーとして参加し、共に未来のモビリティに貢献していきます。
当社は、繊維・樹脂・エレクトロニクスといった多岐にわたる製品群を通じて、自動車のさまざまな側面からその進化を支えています。今後もWRCなど、モビリティ分野へ取り組む旭化成の技術力とビジョンにご注目下さい。
Asahi Kasei × Mobility
「自動車の安全、快適、環境」への貢献を実現するため、
旭化成はグループの強みである繊維、高機能樹脂、合成ゴム、半導体デバイスなど幅広い技術を生み出してきました。
旭化成の自動車製品や技術を搭載したコンセプトカー “AKXY”をはじめ、
これからも社会に対し絶え間なく新技術を提案することで、“昨日まで世界になかったもの”を皆様と共に創りつづけます。