WRCとは?
WRC(FIA World Rally Championship)はサーキットではなく公道を舞台に競技を行うラリーの世界選手権として1973年から続く伝統のある最高峰のモータースポーツです。世界各地の様々な環境で最高のパフォーマンスが求められる過酷なラリーで欧州や南米ではF1と並んで高い人気があります。ドライバーとコ・ドライバーの2名が市販車をベースに開発されたワールドラリーカーを操り、複数のSS(スペシャルステージ)のタイムアタックによる合計タイムで順位を競います。一方で各SSへの移動は各国の道交法を遵守して一般道を走行するなど他のモータースポーツにない多くの特徴があります。
旭化成がWRCの活動に参加する目的は、モータースポーツを通して自動車産業の振興や自動車ファンの増加に貢献することです。自動車関連事業を一つの柱とする企業として、自動車産業の発展を支援することは、ひいては旭化成の事業発展につながると考えています。
さらに2022年からWRCはハイブリッドシステムが導入される新たな時代に突入します。ラリーという過酷な環境下で速さを競いながら新たな技術を磨く場であるこのWRCに旭化成はパートナーとして参加しながら共に挑戦を続けていきます。
Asahi Kasei × Mobility
「自動車の安全、快適、環境」への貢献を実現するた め、
旭化成はグループの強みである繊維、高機能樹脂、合成ゴム、半導体デバイスなど幅広い技術を生み出してきました。
旭化成の自動車製品や技術を搭載したコンセプトカー “AKXY”をはじめ、
これからも社会に対し絶え間なく新技術を提案することで、“昨日まで世界になかったもの”を皆様と共に創りつづけます。