エンジン周り
電気自動車へのシフトが進んでいますが、ICEも当面の間主要な役割を果たすとされています。引き続き小型化・軽量化に加え、騒音低減のニーズも高まっています。
昨今のCO2排出量と自動車の騒音レベルの削減に関する規制は、金属代替による軽量素材の需要を大きく増やしています。同時に、これら材料は自動車産業における高い安全基準を満たし、日々変化し厳格化される規制に対応する必要があります。
レオナ™
レオナ樹脂は、ICEに求められる高い耐熱性・機械的特性・耐油性・耐薬品性を満たしています。レオナ樹脂が得意とするエンジン周りの用途は、エンジンヘッドカバー、ラジエーターサポートブラケット、チェーンガイドなどがあります。
Thermylene®
サーミレン™は、数多くの採用実績があるポリプロピレン(PP)複合材料で、コストメリットが出る可能性もあります。サーミレンは、従来のエンジニアリング熱可塑性プラスチックと比較して、コストと性能のバランスに優れます。サーミレンがエンジン周りで活用できる用途には、フロントエンドモジュール、バッテリートレイ、ファンシュラウド、インテークマニホールドなどがあります。