旭化成のコンセプトカーの変革
旭化成の自動車への取り組み
自動車の「快適・環境・安全」に貢献するため、
旭化成は、繊維・高機能樹脂・合成ゴム・半導体デバイスなどの幅広い技術・製品を開発し続けています。
今後も、ユーザーや自動車産業の期待に応える技術・製品を提案することで、
“昨日まで世界になかったもの”を皆様と共に創ってまいります。
情熱を持ちお客様と共に成長する企業でありたい。
AKXYシリーズは旭化成の車載コンセプトの象徴です。
2017 AKXY
自動車の安全・快適・環境への貢献」をテーマにしたコンセプトカーを提案
「AKXY」には、金属材料の代替として自動車の軽量化を実現するエンジニアリング樹脂や、快適性に優れるカ―シート用人工皮革、各種音声処理技術を利用した車内コミュニケーションシステムなど、当社の多岐にわたる部材やシステムを26品目搭載しており、その多くは量産車への導入が可能なものです。
また、ドライバーの脈波を無意識下で検出することができる非接触バイタルセンシングシステムや、車内の空気環境をセンシングするCO2センサーなど、安全運転や事故防止といった自動車業界のトレンドにおいて、今後実用化の可能性をもつ最先端技術も搭載しています。
2019 AKXY POD
未来の自動車の快適空間を提案
「AKXY POD」は、旭化成が考える、搭乗者にとって快適・安全・安心な未来の車室空間をさまざまな繊維製品や樹脂製品、センサーなどを用いて具現化したものです。実際に搭乗していただくことで、五感(触感・視覚・聴覚・嗅覚など)を通して未来の車室空間を体感・イメージしていただき、インスピレーションを得ていただくことを目的としています。またそのデザインは、自動車と素材、搭乗者と自然とのつながりを表現し、弊社ビジョンである「環境との共生」を訴求したものとしています。
2022 AKXY2
これからの社会で自動車が果たすべき役割を『3つのS』で提案
AKXY2は自動車の価値を高めるために不可欠な『3つのS』をコンセプトの柱としています。『3つのS』とはSustainability(持続可能なクルマづくり)、Satisfaction(クルマの満足度向上)、そしてSociety(社会とクルマのつながり)を示します。AKXY2は、それらを実現するためのさまざまな技術・製品を搭載しています。
AKXY2は私たちだけで完結するものではありません。難しい課題にあふれ、より良い未来を考え続ける意志が必要とされるこの世界で、AKXY2が一粒の種となって皆様とのディスカッションや共創を通じて何かの形に結実していくよう、取り組んでまいります。