エンジニアリングプラスチック
レオナ™
サクションブロー成形用材料
レオナ™ サクションブロー成形用材料は、中空部品の可能性を広げます。
サクションブロー成形を用いて長期耐熱性が要求されるターボダクトなどに対して230℃までの優れた耐熱エージング性と安定した成形性を持つ材料です。さらに耐加水分解性が必要なバッテリーやインバーターなどの冷却パイプ用材料もラインナップしています。
Qサクションブロー成形機を持っていないが、成形トライをすることは可能ですか?
参考:サクションブローとは?
Qサクションブロー成形についてCAEを用いた成形解析は可能ですか?
Qパイプにはいろいろな工法があるが、どれが最適か知りたいです。
参考:サクションブローのメリットは優れた加工性!
Qサクションブロー用樹脂のより詳しいデータが知りたいです。
Q現行工法とサクションブローのコストの違いを調べたいです。
Qグローバルでの材料供給は可能ですか?
Qサクションブロー成形でブラケットなどをインサート可能ですか?
Q溶着は可能ですか?
Q何色ですか?
Q低温での特性はありますか?
Qガラス繊維の含有量はどのくらいありますか?
230℃までの高い耐熱エージング性によりターボダクトなどの高耐熱用途、冷却パイプなどの耐分解性が要求される中空部品の樹脂化が可能。軽量化とコスト削減に貢献できます。
230℃までの高い耐熱エージング性によりターボダクトなどの高耐熱用途、冷却パイプなどの耐分解性が要求される中空部品の樹脂化が可能。軽量化とコスト削減に貢献できます。
ターボダクトへの適用
高耐熱性が要求されるサクションブロー成形の三次元的な形状自由度を活かし、要求されるレイアウト、構造を妥協することなく実現することが可能です。また部品による高温耐圧評価も実施しており、長期での信頼性を確認済です。
冷却パイプ
バッテリーやインバーターなど電装部品の冷却パイプについて耐加水分解性などの高い信頼性を確保しながら、三次元的な形状自由度を実現することができます。
環境への取り組み
レオナ™ サクションブロー用樹脂は地球環境負荷の低減化に寄与する、軽量・断熱部材等としてお使いいただけます。
レオナ™ サクションブロー用樹脂は、RoHS指令対象物を含有しておりません。
RoHS指令:(Directive on the Restriction of the use of certain Hazardous Substances in electrical equipment)
欧州では、有害物質の電気・電子機器への使用を制限するため、2006年7月1日からRoHS指令が施行され、鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、PBB、PBDEの6物質が有害物質として使用制限があります。
また、REACH、TSCA等についても対応する素材です。最新のREACH-SVHCリストへの対応状況等、詳細につきましては弊社までお問い合わせください。
- REACH:
- Registration, Evaluation, Authorization and Restriction of Chemicals
REACH規則は、2007年6月1日に発効した化学物質の総合的な登録、評価、認可、制限の欧州議会及び理事会規則です。
- TSCA:
- Toxic Substances Control Act
米国の有害物質規制法。有害化学物質の規制に関する法律。