3Dプリンター向け粉末
レオナ™️ PBF用粉末(開発中)
旭化成の3Dプリンター向け材料
粉末床溶融結合方式3Dプリンター(Powder Bed Fusion, PBF)向けに開発中の、ポリアミド66ベースの粉末です。高い造形性と耐熱性を有しており、従来にない形状の部品設計を目指します。
QPowder Bed Fusionは、どのような様式ですか?
Q粉末のカラーバリエーションはありますか?
Q「ポリアミド66ベース」というのは、どのような材料なのでしょうか?
射出成形では難しかった中空部品、薄肉部品やその他複雑な形状の部品の造形に貢献します。また、従来のポリアミド粉末(ポリアミド12、 ポリアミド11)より耐熱性が高く、造形ウィンドウも広いため、自動車の内装品への利用も期待できます。
射出成形では難しかった中空部品、薄肉部品やその他複雑な形状の部品の造形に貢献します。また、従来のポリアミド粉末(ポリアミド12、 ポリアミド11)より耐熱性が高く、造形ウィンドウも広いため、自動車の内装品への利用も期待できます。
自動車のエアベント
冷風や熱風を吹き出すエアベントは、複数の樹脂部品で構成されており、組み立て工程が必要です。また、内装品の中でも高い耐熱性が求められます。3Dプリンターの技術を生かし、複雑な形状であるエアベントの一体造形による、組み立て工程の省略を目指します。ポリアミド12より高い耐熱性を有することから、部品の薄肉化、小型化が期待できます。また、3Dプリンターの高い形状自由度から、射出成形では成し得なかった複雑な形状にも対応でき、風の流れの効率化やデザイン性の高さの追求が可能です。
環境への取り組み
レオナのPBF粉末は、新たなポリアミドのラインアップとして部品の樹脂化による軽量化、3Dプリンターの特徴である原料、在庫、廃棄物の低減を可能にします。 SDGsの目標⑦エネルギー、⑨イノベーション、⑫生産・消費、⑬気候変動に貢献します。